80年代テクノポップ風アニソン
80年代リバイバルがきているのかもしれない。
先日Mステを見ていたら、サカナクションが「80年代を意識した」といってYMO風のメイクで演奏していた。
聴き飽きて捨てられたはずのシモンズのエレドラがポコポコ鳴っていた。
ついに80年代リバイバルが来てしまった。
アニソンにも80年代風楽曲はたまにふっと現れる。
のっけからアニソンじゃなくて恐縮であるが、パズルゲーム『ことばのパズル もじぴったん』の楽曲、「ふたりのもじぴったん」が界隈で意識的に80年代風楽曲を作った最初期の作品ではないだろうか。
こちらで無料ダウンロードできる。中田ヤスタカ版ではなく、オリジナルを聴いて欲しい。
アニソンで80年代を意識した曲作りをしている作品ということでは、このあたりがはしりだと思う。
シンセの音、ボコーダー、そしてエレドラが80年代風。
さてアニソン業界で80年代風作品というと、他に右に出るものはいないと思われる不動のアーチストがある。
TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDだ。
センスのいい80年代テクノポップ風楽曲がアニソンで聴けたら、だいたい彼らが楽曲提供している。
以下がそうだ。
手を変え、品を変えいろいろなアプローチから80年代テクノポップアニソンを量産する彼らであるが、「この美術部には問題がある」のED曲でそのアレンジ技術が円熟の極みに達する。
圧倒的な完成度だ。確実に80年代風の手法を取りながら、楽曲からは2010年代の新しさが溢れている。
正直、これを聴かされたらMステで聴いたサカナクションの曲のアレンジはままごとだ(もちろんあちらはバンドであるし、自分らの守るべき作風もあるだろうから悪いことではない)
さて、最後に本物の80年代アニソンの衝撃カバーを紹介したい。
これを聴いて私は脳が溶けた。
聴くたびに脳が破壊されていくのを感じる。
おそろしい。